MVNOで比較的に知名度の高い楽天モバイルですが、解約した後のSIMカードってどうするか知っていますか?
今まで格安SIMを使用したことがなければ、普通に処分するだけで良かったんですよね。
例えばauで機種変更した際にLTE SIMカードからVoLTE SIMカードに変更になった場合はとくにSIMカードの回収など義務付けられていません。
ですが、格安SIM会社の多くは解約した際にはSIMカードを指定の住所に送り返してくれと言ってきます。
SIMカードを返却する場合の送料は?
「SIMカードを返却する時の送料はもちろん格安SIM会社が負担してくれるんだよね?」
と思われるかもしれませんが、残念ながらユーザー負担になっています。
「そんなの聞いていない!ひどい!」って声もわかりますが、きちんと注意事項に明記されているのです。
解約後はご利用いただいたSIMカードをご返却いただく必要があります。なお、返却にかかる配送料はお客様負担となります。着払いの場合はお受けできませんのでご注意ください。
SIMカードを返却しないとどうなるの?
まず結論から言うとSIMカードは貸与品であり、返却されない場合は損害金を請求する場合があるそうです。
大手キャリアと違いどうしてMVNOは返す必要があるのか疑問に思われるかもしれませんが、回線を借りている身の格安SIM会社はSIMカードも回線元に返却義務があると考えられます。
どこまで徹底しているのかは不明ですが……。
ちなみにこの損害金はいくら請求されるのでしょうか。
楽天モバイルに聞くと最大3,000円の損害金が発生する可能性があるとのことです。
そしてSIMカードを加工した場合も損害金が発生する可能性があるので、SIMカッターを使用したりするのは控えた方がよさそうです。
SIMのサイズを変更するのに別途料金がかかってしまいますが、致し方ないですよね。
返すのが義務であれば返すのが当たり前だと思うので返送するようにしましょう。
でも返却する際の返送方法ってなにがいいの?
返送方法はこれしかない!
楽天モバイルが指定しているのは「着払い以外」となっていました。
というのであれば、元払いでの返送でどれだけ送料を安く抑えるかになりますよね。
「返却するの嫌だな」ともっとも感じる点では、恐らく送料ではないでしょうか。
(手間もあるかもしれませんが……)
そうなると一番安い返送方法は定形郵便になります。
定形郵便の中でも一番安くで送るには82円切手を貼ればいいので、送料は全国一律82円になります。
そして封筒で送ると思うのですが、どうしても封筒がない場合はコンビニなどのATMの封筒を利用するか、ノートなどで長方形の封筒のようなものを作りましょう。
一応82円で送る際のサイズはこう規定されています。
長方形のサイズは14~23.5㎝(縦)×9~12㎝(横)
厚さ1㎝以内
重さは50g以内
となっています。
送るなら定形郵便の82円で返送しましょう。
郵便で一番安いのははがき(62円)になるので、はがきに送り先を記入の上、セロテープなどでしっかりとSIMカードを固定すると最安で返送することができます。
もしくはミニレターであれば、同じく62円で発送できますが、のり付けする必要があったり、コンビニなどで取扱がないため郵便局に行く必要があったりと少々手間がかかります。
近くに郵便局がある場合はミニレターで返却しても良さそうですね。
まとめ
もしかしたらSIMカードを返却しないといけないことすら知らなかった人もいるかもしれません。
また解約後に紛失してしまったと申告した場合はどうなるのかというのも調べていないので不明です。
ただまっとうな人間として、返却が決まりであるのならきちんと返却したいものですね。
twiiterとか見ているとほとんどの人が(ツイートが確認出来る範囲で)、ちゃんと返送していました。
よかったよかった。