Amazonの返品で送料を安くする方法！ゆうパック以外の定型外やレターパックは？

Amazonは客都合の返品であっても受け付けてくれますよね。

たくさんあるEコマースからAmazonを選ぶ理由として、到着までの時間の短さというメリットがある反面、間違えて注文した場合にはすでに届いているなんてパターンがあります。
またネットで購入した場合、商品が到着した後に「なんかちょっと違うかも！」となってしまう可能性があるので、返品ができるのはユーザーにとってもありがたいですよね。

もちろん返品にはAmazonが決めている条件があるので、そこはしっかりと守った上で返品を行う必要があります。

前提として客都合返品の場合は送料が自己負担となってしまうので、なるべく送料を安く済ましたい人も少なくないでしょう。
（送料を負担しなくても良い商品もあるので、それは後述します）

それ以外にも客都合返品の場合は条件があるのでそちらから見ていきたいと思います。
Amazon.co.jpが発送する商品以外は、マーケットプレイスで出品している店舗と直接やり取りを行ってください。

客都合返品の条件

客都合による返品、交換は商品が到着後30日以内で、未使用かつ未開封という条件があります。
（開封している場合は商品代金（税込）の50%）

開封済み扱いとなる場合

メーカー既成の梱包を開封してある、または破損している

商品を意図的に破損させるような再梱包がしてある

商品タグが外されている

部品のビニール包装が開封されている

ケーブルを固定するワイヤーなどが外されている

その他、商品自体に使用された形跡がある

返品できない商品もある

客都合返品が可能なAmazonですが、商品によっては一切返品の出来ない商品もあります。

Amazonギフト券
イベントチケット、サービスチケット、プリペイドカードその他プリペイド式商品
デジタルコンテンツ（一部例外あり）
雑誌
金庫
植物
生き物、ペット用の飲食物およびサプリメント
医薬品、医薬部外品、化粧品、サプリメント、医療機器
食品・飲料・お酒
開封後のピアス、ボディピアス
使用済みの服&ファッション小物、シューズ&バッグ
材木、大型の木製建築資材、発動機付き商品
原動機付き自転車、自動二輪車
カーバッテリー、バイクバッテリー
Amazonパントリー
特別取扱商品
大型家具・家電おまかせサービス対象商品

購入前に万が一返品する可能性のある買い物は、事前に確認しておきましょう。

開封後でも返品できる商品

開封済み扱いとなると原則、半分しか返金されないと書かれていますが、例外があります。

服&ファッション小物
シューズ&バッグ
腕時計およびジュエリー（税込30万円未満）

上記カテゴリの商品は試着後であっても返品が可能です。
服や靴などサイズが合わなかったり、色味や大きさが微妙に思っていたのと違う場合があるので、この対応はほんとにありがたいですよね。

あくまで試着のみ適応されるので、試着といえど商品に傷やダメージがないように注意しましょう。

ちなみに返送時の送料もすべて返金されます。
「手数料およびギフトラッピング料を除いた商品代金（税込）および国内返送料」なので、元払いで返送してもその分を上乗せして返金してくれるというわけですね。

これらのカテゴリ以外の商品であっても送料元払いで返品したら、送料分も返金されたという事例はネット上を探せばいくつか出てきますが、あくまで例外と考えましょう。
またAmazonで買い物している金額や頻度なども考慮されている可能性もあります。

上記カテゴリ以外の返品の送料は、基本的に自己負担するものだと認識しておきましょう。

Amazonが送料負担する商品

事前に返品時に送料が有料か無料かというのは判断できます。

この返品無料の表記がある商品に関しては、送料はAmazon（というか販売店かな？）が負担してくれます。
あとは以下の商品です。

服&ファッション小物
シューズ&バッグ
腕時計およびジュエリー（税込30万円未満）
Dash Buttonを使って注文した商品
「元払いによるご返送」に該当する商品と、「着払いによるご返送」に該当する商品を同梱する場合

これらの商品を除き、完全に自己都合による返品や交換では、こちらが送料を負担する必要があります。
そうなると送料はやっぱり抑えたいですよね。

返品で送料を安くする方法

安い配送サービスはいくつかありますが、返送する商品によっては一応条件があります。
税込7,500円以上の商品は宅急便やゆうパックなどの追跡が可能な配送方法で返送しなければいけないようです。

金額が大きくなると送料をケチる方がリスク高いので、そこは気を付けた方がいいですね。
万が一紛失した際に保証される場合もあるので、高額なものは必ず追跡できるもので返送しましょう。

では少額な商品を返品する際に、なるべく送料を安くするならどういった方法があるか見ていきます。
おすすめは4つですべて日本郵便のサービスです。

クリックポスト

全国一律185円で発送できる配送方法です。
翌日～翌々日に到着するので急いでいる人も使いやすいのではないでしょうか。
サイズが決まっていて、厚さ3cm以内の商品の場合はクリックポストがおすすめです。
自宅にプリンタがあればとても便利ですが、プリンタがなくてもコンビニなどで印刷すれば利用可能です。

メリット

手書き不要
ポスト投函でOK
安い
追跡可能
ネット上で支払い

サイズ

長辺14～34cm
短辺9～25cm
厚さ3cm以内
重量1kg以内

ゆうパケット

全国一律250～350円で配送できるサービス。
厚さが1cmで250円、2cmで300円、3cmで350円になります。

自宅にプリンタがない、あるいはコンビニで印刷するのもめんどくさい、よくわからんという人はクリックポストではなくゆうパケットがおすすめです。
こちらもポスト投函OK。
サイズはクリックポストとほぼ同じになるので、正直クリックポストの下位互換という印象です。

クリックポストと比較した際のデメリット

切手が必要
専用あて名シールが必要
料金が高い

サイズ

長辺34cm以内
3辺の合計が60cm以内
厚さ3cm以内
重量1kg以内

レターパック

厚みのあるものや重量が大きいものはレターパックがおすすめです。

レターパックプラス　510円
レターパックライト　350円

重量が4kg以内であればこちらのサービスが利用できます。
専用の封筒を郵便局やローソンで購入してそのままポスト投函ができます。
厚みがあってポストに入らない場合は郵便局かローソンに持ち込む必要があります。
追跡も可能です。

サイズ

長辺34cm
短辺24.8cm
厚さ3cm以内（レターパックライトのみ）
重量4kg以内

定型外

こちらはサイズが大きいけれど、重量はそこまでないものを送る際に重宝します。
郵便局の窓口で支払いができるほか、ポスト投函の場合は切手を貼って発送もできます。
（ローソンは定形外は受け付けていません）
ただ追跡ができないのがネックで、ちょっと不安になります。

サイズ

長辺60cm以内
3辺の合計が90cm以内

50g以内　200円
100g以内　220円
150g以内　290円
250g以内　340円
500g以内　500円
1kg以内　700円
2kg以内　1,020円
4kg以内　1,330円

500gを超えたあたりからゆうパックや他の配送サービスを利用した方が良いですね(笑)

送料をかけずに返品

客都合返品の際に送料がかかる商品を返品する際に、実は送料をかけずに返品も可能です。
送料がかかるの嫌だし、なにより返送するのが手間だって人にはありがたいですね。。

ただし商品をまだ受け取っていない状態に限ります。

要するに受け取り拒否すればOKなんですね。
これはAmazonも認めています。

間違って商品を注文したり、別で安い商品を見つけたときは受け取らないという方法がベストです。
配送スタッフさんにも持って帰ってくださいと伝えれば問題なく、スムーズに返品が可能です。

返品しすぎは良くない

客の都合であっても返品を認めている心優しいAmazonですが、一つだけ注意してほしいのが返品サービスの多用です。
当たり前と言えば当たり前ですが、何度も繰り返しているとアカウントが停止させられる可能性があります。

具体的な回数などは不明ですが、事前に警告があるかもしれないし、突然アカウントが停止させられる場合もあります。

「返品サービスの過剰利用するユーザーに、なんらかの措置行っている」とAmazonからも説明されています。

アマゾンは、その裁量の下で予告なく、サービスの拒否、アカウントの停止、アマゾンサービスの利用許諾の解除、コンテンツの削除と編集、ご注文のキャンセル、キャンペーンまたはプロモーション等の変更および停止を行う権利を留保します。

もし納得できない場合は問い合わせをすればアカウントが復活するケースもあるそうですが……基本的には難しいでしょう。

まとめ

Amazonで返品する際、返送時の送料が自己負担になるのであればなるべく安くしたいですよね。
ヤマト運輸や佐川急便、ゆうパック以外のレターパックやクリックポストでもOKなので、利用できる場合はぜひ利用してください。

あと返品OKなAmazonですが、よっぽどのことがない限り返品は行わない方が良いかなとぼくは思います。
最高に便利なAmazonなだけに、もしアカウントが停止されてしまったらと考えると恐ろしくて返品なんて簡単にできません。

1,000円くらいなら諦めるというのも一つの手です。