どのくらいの周期でスマートフォンを買い替えるかは人によって多少の違いがあると思いますが、長くても2、3年が一般的ではないでしょうか。
そうなったときに前に使用していたiPhoneやスマホが余ってしまうことってありますよね。
発売から時間が経ってしまうと端末によっては売却したとしてもそこまでの金額にならないことがあります。
その場合は売らずに有効活用してみてはいかがでしょうか。
また各キャリアで下取りサービスをやっている場合もありますが、故障や不具合などの理由があって下取りできない場合もあります。
また下取りしてもそこまで大きな割引きにならなかったり、「もしかしたら使うかも」と思って下取りに出さなかったりしてそのまま使い道がないって人もいるかもしれませんね。
そんなときに使わなくなった古いiPhoneやスマホを有効活用しましょう。
今回は使い道のご紹介記事です。
「そんな活用法まであったの!?」と意外に思う事例もあるかもしれません。
スマホにどんな使い方があるのか知りたい人、活用方法を知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
iPhoneやスマホの有効活用できる使い道
カーナビ
今や車にカーナビが設置されていなくても、スマートフォンで代用できてしまいます。
すでに解約してしまっている端末がある場合は車の中にスタンドで固定してカーナビとして使いましょう。
オフラインで使用するならカーナビタイムがおすすめですが月額料金がかかります。
それを抑えたい方はカーナビアプリを使う際にテザリングを利用することで、固定しているスマートフォンでもオンライン接続ができ、問題なくナビゲーションできるようになります。
交通情報などのリアルタイム情報が必要な際も、インターネットに接続した方が良いですね。
またテザリングをした際に通信量が心配になると思いますが、思っている以上にデータ通信は必要としないようです。
実際に走行して通信量がもっとも低かった無料カーナビアプリはGoogleマップです。
Googleはもともとブラウザでもデータ通信量を抑えるために、いろいろと工夫をしています。
次点でYahoo!カーナビが比較的に使いやすく通信量も多くはありませんでした。
Googleマップの方がデータ通信量は半分ほどになっていますが、UIなどが違うので使いやすい方を使って問題なさそうですね。
参考までに各アプリの100km走行した通信量の目安です。
- Googleマップ 100km:3.1MB
- Yahoo!カーナビ 100km:6.7MB
走行する地域や交通状態にもよるので、多少の誤差はありますがだいたいの目安にしてください。
先日のGoogleマップの仕様変更でナビ機能の評判が著しく低下しているので、『Yahoo!カーナビ』がおすすめです。
・iOSアプリ
・Androidアプリ
ドライブレコーダー
車内に設置する用途としてカーナビだけでなく、ドライブレコーダーとして使わなくなったスマホが活用できます。
最近は事故を起こした際に証拠映像として提出できるので、車にドライブレコーダーを設置する人が増えていますよね。
でもドライブレコーダーを買うとなると1万円近くしてしまうので、正直ちょっと高いと感じてしまいます。
とくに頻繁に車に乗る人でなかったり、レンタカーを利用する場合なども簡易的にドライブレコーダーをつけれたらとても助かります。
そんなときは使わなくなったスマホをドライブレコーダーにしてしまいましょう。
おすすめのドライブレコーダーアプリはSafety Sightです。
防犯カメラ、監視カメラ
これは個人的にすごくおすすめなのですが、ペットや子供がいる家だと外出中に部屋の中が気になるときってありますよね。
また防犯目的でも外出先から部屋の中を見れるのは本当に安心します。
必要な設備としては使わなくなった古いiPhoneやスマホとWi-Fi環境のみです。
本格的な防犯カメラを買おうと思うと数万円してしまう場合もありますが、これなら無料で監視カメラを設置できます。
おすすめアプリはこちらです。
動体検知ができ、検知範囲の選択やその感度も設定できてとても優秀です。
・iOSアプリ
・Androidアプリ
App内課金がありますが、無料でも全然使えますよ。
あとは端末を固定するアームが必要になるのでそれも用意した方がいいですね。
音楽プレーヤー
iPhoneやAndroidスマホの有効な活用方法として、割と思いつきやすいのは音楽プレーヤーですよね。
普段使いのスマホと別に持ち歩くことで、バッテリーの節約にもなりますし、荷物になるのであれば部屋に常備しておく音楽プレーヤーでも結構便利です。
端末内に大量の曲を入れておけば、オフラインでも全く問題ありません。
部屋で使う場合はスピーカーに繋ぎっぱなしでいいですね。
また車を持っている人なら車にずっと設置しておいても、それなりに重宝します。
普段使いのスマホを接続するよりは便利になるでしょう。
「Googleアシスト」や「Siri」などが使えるので、音楽の再生もデバイスに触らずに「声」だけでできちゃうんですよ。
スマートスピーカー
Google HomeやAmazon Alexaなどのスマートスピーカー(AIスピーカー)ってありますよね。
あれってぶっちゃけスマホで代用できるんですよ。
iPhoneやスマホをリビングのテーブルの上にでも置いておけば、SiriやGoogleアシスタントが使えるわけですよね。
じゃあ、それでよくないですか?
電気をつけたりテレビをつけたりも、やりようによってはできるわけで、音量が足りないならスマホにスピーカーを繋げれば全然問題なしです。
実際にスマートスピーカーの導入を悩んでいる人も一度スマホで試してみるべきだと思うのです。
個人的にはWEB検索も行ってくれるGoogleアシスタントが便利すぎるので、iPhoneでもGoogleアシスタントをおすすめします。
ふと気になった単語の内容や意味を調べたければ文字検索するよりも圧倒的に便利です。
動画再生プレーヤー
画面サイズにもよりますが、動画がストレスなく見れるのであれば自宅で動画再生用機器としても利用できます。
Androidスマホであれば、ワンセグやフルセグが利用できるかもしれないので、持ち運びができるコンパクトテレビとしても使用できますね。
またAndroidテレビやChrome Castがあれば、スマホの画面をテレビにミラーリングできるので大画面で映像が観れます。
キッチンや浴室など特定の場所に常に設置しておく使い方だと結構便利です。
それ以外にもメインのスマホのバッテリーを極力劣化させないためにも、動画再生などの重たい動作は以前のスマホに頼った方が長持ちするというメリットもあります。
ボイスレコーダー
今のスマートフォンって市販のボイスレコーダーと同程度以上に性能を発揮してくれるはずです。
どこかに置きっぱなしで録音をしておきたい状況などでは、メインのスマホを使うのはいろいろと不都合や問題があります。
そんなときに昔使っていたスマホであれば、長時間録音するのに適しています。
ですが、いくら使っていないからといっても、外に放置はしないでくださいね。
そういえば自分の私生活を録音している変わった趣味の人がいたような……。
「自分って人と話しているときこんな感じなんだ」とか知るのも面白いかもしれませんね。笑
あとこれは盲点だったんですが、iPhoneユーザーの皆さんは通話の録音ってどうしていますか?
iPhoneでは基本的に通話って外部デバイスがないと録音ができないので、ICレコーダーとか利用するんですが、以前使っていたスマホを利用すれば通話の録音も簡単です。
デジタルフォトフレーム
スマホの画面が割れたり、液晶漏れしたりしなければデジタルフォトフレームとして、おしゃれなインテリアにできます。
iPadやiPhoneであればそのまま写真からフォトフレーム化できます。
Android端末であればこちらのアプリ。
英語ですが、わかりやすいのでおすすめです。
アームや壁掛けなどで工夫すればかなりいい感じです。
でもデジタルフォトフレームって、自分の部屋というよりはお店とかで活用した方がよさそうですよね。
目覚まし時計
ちょっともったいないかもしれませんが、目覚まし時計として枕元にずっと置いておいてもいいですね。
かなり細かくアラームの設定ができるのは十分なメリットではないでしょうか。
またGoogleアカウントがあれば、スケジュールと連動させてアラームを自動で設定できたりなんてこともできますよ。
子供のおもちゃ
子供がいる環境だと、もう使わなくなったスマホを子供のおもちゃとして与えるのもおすすめです。
子供って口に含んだり、噛んだり、投げたりと乱暴に扱う上に、スマホを触りたがるので自分の現行スマホ貸し与えるよりも、不要になったスマホを与える方がいいんです。
自宅でWi-Fi接続していれば、電話以外のほとんどの機能が使えるといっても過言ではないので、Youtubeで延々と動画を見続けることも子供用のアプリで遊ぶことも可能です。
年齢によってはブラウジングやアプリの制限などを設定した方がいいかもしれませんけど……。
子供のGPS
GPSの位置情報共有アプリなどでを共有していれば、子供が外で遊んでいるときもどこにいるのか知ることができます。
まだ小さい子供だととくに不安ですよね。
というか未成年の間は保護者が必要なので、ある程度位置情報は把握できる方が安心です。
まだ携帯電話を子供に持たせていない場合でも、帰りが遅いとそれだけで不安が募ります。
そこで昔使っていた端末が余っていれば、子供に持たせることで位置情報の把握ができるようになります。
ただ条件があって、SIMカードがないと位置情報の共有ってできないんですよね。
そこでどうするかというと、格安SIMカードを使うと便利です。
データ専用のSIMカードであれば月額数百円のものがあります。
記事執筆時点で一番安い格安SIMだと298円というのがあって、データ専用SIMカードだと解約時の違約金もかかりません。
電話ができる通話SIMだと、どこの格安SIM会社も最低1年は使用しないと違約金が発生するのですが、データ専用SIMはほとんどの会社で違約金が発生しないので一度使いたいときだけでも気軽に利用できます。
予備の端末
現在使用しているスマホが突然故障したり、破損してしまうかもしれませんね。
iPhoneでもAndroidでもキャリアショップに行けば、代替機を借りれるかもしれませんが、オンラインで修理した場合は代替機は借りれません。
少しの間スマホがなくても我慢できる、問題ないという人であれば大丈夫です。
でもここまでスマホ中心の生活で、突然スマホがなくなると意外とできないことが多くあります。
ぼく自身携帯電話を紛失した経験があります。
そんなときに予備の端末があれば、携帯ショップでSIMカード再発行してもらえればとりあえず安心です。
修理もすぐに終わるわけではないので、1~3週間くらい携帯電話がない生活というのは辛いですよ。
万が一に備えて1台は予備として保管しておくという選択は意外と賢いかもしれません。
リチウムイオン電池は完全放電している状態で保管していると、バッテリーが劣化してしまうのである程度充電した状態で保管しておきましょう。
売却する
「使わなくなったスマホはもう使わないんだ」というのであれば、携帯電話の買取ショップかネットオークションやフリマアプリで売ってしまいましょう。
比較的に新しい端末だと、思いのほか高額で売れる場合もあります。
とくにスマホは新機種がどんどん出て、その都度スペックが高くなるので売るのであれば早めに売ることをお勧めします。
売る際には個人情報が残っているとまずいのできちんとした手順で初期化しましょうね。
まとめ
こうしてみてみると意外と使い道はあるんだなと思います。
また本当に便利なアプリが増えたなとも感じますね。
それにデータ通信SIMを使用するだけで、利用できるシーンはめちゃくちゃ増えます。
SIMカードがあると電源を落としたり、圏外にならない限りはある程度の追跡ができるので、少々リスクはありますが屋外などでも使用できるようになります。
余っているスマホがあればぜひ有効に活用しちゃいましょう。