電子書籍といえばAmazonのKindleというくらいに多くの人が使用していると思います。
そもそもAmazonでいろいろな商品を購入する人も多いですからね。
その中で電子書籍を利用するのであれば、Kindleを選択するのも頷けます。

KindleといえばKindle端末で読んでいる人もたくさんいるとは思いますが、この記事ではKindleアプリにスポットを当てて、如何にiPhoneのKindleアプリがいけていないかを書きたいと思います!笑
いや、実際気にしているのはぼくだけかもしれませんが、本当にiPhone版のKindleアプリは使いにくいのです。

PC版に比べたら断然ましなのかもしれませんが……。

なぜiPhone版のKindleアプリは使いにくいのか

まずiPhoneのKindleアプリが使いにくい理由ですが、読み込みが煩わしいのです。
というのもKindle内でわからない単語が出てきたときに辞書で検索をするとしましょう。

その際に意味が長くて全文表示にしないと見えないときは画面を切り替える必要があるのですが、そこから電子書籍のコンテンツに再度画面を戻したときにラグが発生するのです。
このタイムラグが本当に嫌で、ちょっとわからない単語程度であればわざわざ調べないことも多々あります。
(熟語とかは使われている漢字でニュアンスはわかりますからね)

辞書だけではありません。
例えばWikipediaなんかで概論をちょっと調べようかなんてときも同様です。

Kindle内にはご丁寧にWikipediaやGoogle検索ができるようになっているのですが、それを調べた後に再度Kindleアプリに戻ってくるとやはり読み込むのです。
例えば切り替えてから数分、数十分後に読み込む程度であればここまで思わないかもしれませんが、数秒、数十秒でさえこのラグが発生するので非常に使いにくいのです。

こういうものかと思って長らく使っていましたが、ぼくにはAndroidスマホがあるのを思い出しました。

Android版のKindleアプリの良さ

AndroidのKindleアプリだとどうでしょうか。
正直かなり期待せずに試してみたのですが、なんと読み込みのラグがなかったのです。
どのアプリに切り替えてもストレスなく即座に表示してくれる、なにこの圧倒的リアルタイム感。

Android版のKindleアプリの良さの中で一番大きいのは本当にこの部分に尽きます。
少しの検索や調べ物を多く行う場合はこのラグが本当にストレスになります。

そもそもアプリを終了させない限りは読み込み自体していないんじゃないかというくらいの速さです。
端末間での電子書籍の同期などはあるので、どこかのタイミングで読み込むとは思うのですが……。

タイムラグの差はどうして?

iPhoneって基本的にはバックグラウンドで動作しないようにできていて、いちいちアプリを終了させなくてもスタンバイモードで待機していて省エネになっているんです。
きちんとAppleのホームページに明記してあります。

最近使った App を表示する際、これらの App は開いているわけではありません。
マルチタスク画面で選んで切り替えられるように、スタンバイモードになっています。
App が反応しなくなった場合に限り、強制終了してください。https://support.apple.com/ja-jp/HT201330

おそらくこれが原因で、いちいちスタンバイモードになっているのが原因かなと思います。
その都度に同期してしまうので、読み込みに時間がかかってしまうのではないでしょうか。

逆にAndroid版のKindleアプリは開いた瞬間は同期すらしません。
例えばAndroidでKindleを開いている状態で同じコンテンツをiPhone側で操作した場合、内容が反映されるのはページをめくったときになります。
ページをめくったからといってラグが発生するわけではありませんので本当に優秀なやつです。

AndroidアプリではできてiPhoneアプリではできないこと

Kindleアプリ内での電子書籍の購入

両者の違いは他にもありますね。
それはKindleアプリ内で電子書籍の購入ができないことです。
ヘビーユーザーであれば何冊も電子書籍を買うことがあると思いますが、そんな時にKindleアプリ内で本が買えないのは地味にめんどくさい。
まぁ、浪費しないという意味では購入できないほうがいいのかもしれませんが……(笑)

ボリュームキーでページをめくれる

片手で読んでいるとページがうまくめくれないなんて経験ないですか?
ぼくはめちゃくちゃあります。
そしてAndroidアプリであれば、そのページめくりをボリュームキーで割り当てれるんです。

この文章を読んだだけだと「そんな便利でもないだろ」と思うかもしれませんが、実際に試してみると本当に便利です。
自分でもびっくりしました。

SDカードに保存できる

AndroidのKindleは内部ストレージではなく外部ストレージに保存できるのです。
厳密にはAndroid版Kindleバージョン8.10.0.116からSDカードに保存できるようになりました。

漫画を多くダウンロードしているKindleユーザーにとっては、スマホのストレージを圧迫してしまう原因になりかねません。
小説などの文字だけのコンテンツであれば容量は全然少ないのですが、漫画は小説に比べると容量が多いんですよね。

ただこのSDカードを別の端末に差し替えるとどうなるのかという部分まではまだ試していません。
今度試します。
たぶん同じアカウントであれば読み込めて、他のアカウントでログインしているKindleアプリであれば読み込めない仕様になっていると思います。
でも機種変更時のKindleの電子書籍コンテンツの移行がダウンロードする手間が省けてかなり楽ですよね。

単純にSDカードに保存して内部ストレージを使わないというだけでも、膨大な本をダウンロードしておけるので控えめに言って最高です。

まとめ

単純にKindleを読み込むときのタイムラグがiPhoneにはあり、Androidではないという内容ですが、もしかしたらぼくのiPhoneだけの問題なのかもしれません。
というのもいろいろと検索しても、同じように悩んでいる人が見当たらないからです。

ぼくのiPhoneだけの問題とすれば、考えられるのはコンテンツいれすぎかiPhoneが古すぎる(iPhone SEです)のか……。
iPhoneユーザーの方でそんな読み込み起きませんよ?って方は是非教えてください。

もちろんそれ以外にもAndroidアプリで読んだほうが捗るなという部分はあります。
(実質ページ送りくらいですがw)
Androidの方が読みやすいんだもん!