ぼくはiPhoneで音楽や音声を聞くときは純正のミュージックアプリやブックを使用しています。
ただ1度しか聞かないようなものや一定期間しか聞かないようなものってめんどくさいんですよ。
なにがめんどくさいかというと、いちいちパソコンを経由して同期させる必要があるってところなんですよね。

例えばラジオやクロスフェードデモ、PV集とかですかね。
外出する際にWi-Fiやモバイルデータを使わず、一度端末内にダウンロードしてから再生するというのは往々にしてあると思います。
Youtuberの動画を見るときも、一時的にオフラインで視聴したいですよね。

そんなときに使用するのがClipbox(クリップボックス)なんですが、ちょっと問題があって困っているんですよね。
それが消費電力です。

Clipbox電池減るの早すぎ!

あとロゴ黄色すぎ!!!

本当にこのアプリはびっくりするくらい電池が減ります。
最初はぼくが使っているスマホの電池容量が少ないのかなと思っていたのですが、減り方が異常です。
しかも動画ではなく音声として10分程度のバックグラウンド再生でも3、40%くらいは平気で消耗します。

一応Bluetoothイヤホンをワイヤレス接続しているのも多少は関係があるのかもしれませんが、クリップボックス以外のアプリはこんなに爆速でバッテリー残量なくなりません。

本当にただの動画ダウンロード、プレーヤーアプリがこれほど電池消費するのは異常です。
別の処理している可能性は高く、Coinhiveのような仮想通過マイニングでもしているんじゃないかと疑ってしまいます。
無料で使っといてなんですが……(笑)

以前はこんなに消費電力お化けではなかったのに、最近はまじで電池の減りがあり得ないくらい早くて使い物にならないので、他に良いアプリがないか探してみたいと思います。
……とその前に、この異常な電池消費の対策方法を追記しておきます。

Clipboxのバッテリー消費対策

ただのプレーヤーアプリ(DLもできるけど)のくせにこんなに電池が減るなんておかしいですよね。
つまり外部と通信を行いなにかしらの作業をしていると考えられます。

そこで「設定」からClipboxの通信をオフにしましょう。
そのためには「モバイルデータ通信」をオフに設定します。

なんか気持ち悪いので、ぼくは「Appのバックグラウンド更新」もオフにしています。

「モバイルデータ通信」をオフにすると、アプリ内でのモバイルデータ通信を遮断できます。
問題はWi-Fiに接続していると結局データ通信されてしまうので、Wi-Fi接続時は相変わらず電池残量奪われまくります。

またダウンロードをする際にもWi-Fi接続、もしくはモバイルデータ通信をオンにする必要があります。

ファイルのダウンロードはデータ通信量が増えるので、基本的にWi-Fi接続時にしかダウンロードしない場合はとくに問題ないかと思います。

どのくらい改善したのか試してみると、データ通信している状態では3分の音声ファイルをバックグラウンド再生したら5%も減りました。
iPhone SEなので減りやすいとは思いますがやっぱり異常です。
そして「モバイルデータ通信」をオフ、Wi-Fiも接続しない状態で試してみると0%と全くバッテリーが減りませんでした。

Wi-Fiに接続できるタイミングはだいたい家にいるときなので、充電だってできるし、対策方法としてはありなのかなといった感じですね。

Clipboxの代わりのアプリ!

クリップボックスは非常に使いやすいアプリでとても便利なんですが、スマホが電池切れになるくらいなら代用できるアプリ使いますよね。
というわけでクリップボックスにかなり近いアプリを発見しました。


Mixdata – クリップ・再生・管理アプリ

『Mixdata』はダウンロードしてもらうとわかりますが、アプリデザインなどはクリップボックスとほぼ同じです。

使い方もほぼ同じで、再生速度を変えれたり、動画ファイルを音声ファイルに変換してバックグラウンド再生も可能と優秀なアプリになっています。
Youtube動画のダウンロードの際ちょっとコツがいりますが、それはこちらの別記事で詳しく説明したいと思います。

Mixdataの使い方、Youtube動画のダウンロード方法!Clipboxの代用!

クリップボックスが使いたかったけどダウンロードできないという人もこの『Mixdata』を使えばいいと思いますよ。

これで問題解決ですね!やったぜ!
……と思いきや、まさかの事態……。

『Mixdata』もバッテリー消費えぐい!!!
いや、ちょっと嫌な予感はしていたんですよ。
かなりクリップボックスに酷似しているし、ほぼ同じアプリではないかと疑うほどのユーザーインターフェース。

実際にYoutube動画を適当にダウンロードして再生してみると、1分も経たないうちにバッテリー表記が19%→17%になってしまいました。
「あ、これだめなやつだ……」とすぐわかりました。

その後みるみるバッテリーは消費されていったので今回の『Mixdata』は諦めました。
クリップボックスの代用となる素晴らしいアプリには間違いないのですが、ぼく個人としては消費電力がボトルネックだったわけです。

そういうの気にしない人にはまじでおすすめできるアプリなので、良かったら使ってみてください。
ちなみにMixdataはモバイルデータ通信をオフにできないようです。

電池消費が気になる人は他のアプリもあるので、もう少し読み進めてください!

他に代わりのアプリはあるのか!?

以前別の記事で『動画保存アプリ – 動画コンテナ & 動画再生』という便利なダウンロードアプリを紹介しました。
このアプリもClipbox同様、ダウンロード後にオフライン再生できる上に、もともとの動画の再生速度を変えたり、不要な個所をトリミングできるという便利機能がついています。

一方、『動画保存アプリ – 動画コンテナ & 動画再生』はバックグラウンド再生できない、ファイル名が付けれない、フォルダ管理できないなど使いにくい部分があり、ちょっと不便です。
それが理由で使っていなかったわけですが、もうがんがん使っていきます。

使いにくい部分も大した問題ではなく、抜け道はあります。
アプリ単体で「バックグラウンド再生できない、ファイル名が付けれない、フォルダ管理できない」だけなので、別のファイル再生アプリを使用すれば全然快適に使うことができるんですよ。

同じように電池がすぐになくなってしまって困っているという人は一度試してみてください。

DailymotionやB9の動画も保存できるので、結構幅広く使えて便利ですよ。

ぼくが推奨しているファイル再生アプリは無料で使用できる『OPlayer Lite』です。

『動画保存アプリ – 動画コンテナ & 動画再生』でのダウンロード方法や『OPlayer Lite』アプリでの再生方法など、詳しい使い方は別記事に書いているので参考にしてください。

iPhoneでYoutubeの動画をダウンロードして保存するアプリ

まとめ

良いアプリ見つけたと思ったのですが、結局そのアプリも消費電力お化けだったというオチで非常にがっかりでしたね。

一方で『OPlayer Lite』だと急激に電池が減るなんてことはないので安心して使ってもらえると思います。
理想としてはクリップボックスのように一つのアプリで完結させたかったですけどねー。
そんなに贅沢な要求ではないはずだ!

まぁ、そのうちもっと良いアプリが出てくるかもしれないので、そのときはまた改めてご紹介します。