2019年4月23日に発売したばかりのUSB急速充電器「Anker PowerPort Atom PD 4」に液漏れと発煙が生じたため販売停止となりました。
またすでに同製品を購入している人は、Ankerが回収、返金を行っているので窓口からお問い合わせを行ってください。

Ankerはガジェット好きならほとんどの人が知っているメーカーです。
Amazonや楽天、Yahooショッピングなど主要なEコマースでも取り扱いがあるので、今回の不具合は心配です。

なぜ新製品に不具合が起きたの？

同製品に対して消費者からカスタマーサポートへ報告があったのは電解コンデンサーの液漏れと発煙。
原因に関してはAnkerのHPで説明がされていました。

製造時のリフロー（はんだの接合）工程において、通常よりも長い時間加熱された製品が40個発生。
当該製品は出荷不可として廃棄処理がなされる予定でしたが、委託先の製造工場の管理体制に不備があり、正常品と混在した状態で出荷がなされました。
（引用元*）

Anker製品はUSB充電器のほかにモバイルバッテリーやイヤホンなどの製品を発売しています。
スマホ周辺機器としては比較的に有名なメーカーで、Anker製品を使っている人も多いのではないでしょうか。

今回のトラブルでUSB急速充電器「Anker PowerPort Atom PD 4」はすべて回収、返金を行うそうです。
もし使用している人がいたら回収してもらいましょう。

Anker窓口
電話窓口（平日9:00～17:00）
0120-253-004

Ankerはどこのメーカー？安全性や評判は？


Ankerは中国深圳に本社を構える会社です。
中国と聞くと製品の安全性に不安を覚える方もいるかもしれませんが、どちらかというとかなりしっかりしている企業だと言えます。

今回のトラブルも対応はかなり早く、誠実な面も顧客の信頼に繋がっていると思います。

製品自体も安価で高品質と評判は悪くありません。
保証も18か月あったり、窓口のレスポンスも早く対応も素晴らしいです。

今のところAnkerの他の製品でこういった大きなトラブルなどは聞かないので、今回だけの不具合だったと考えていいと思います。

まとめ

最近の大手中国企業は、対応などかなりしっかりしているところも多く、原因究明から公開に至るまでの早さは日本の企業も見習ってもらいたいところです。
同じ中国製品でもAmazonではたくさんのモバイルバッテリーやUSB充電器などを見かけますが、ここまでの対応をしてくれるところはほとんどないでしょう。

それこそAnkerよりも安価で販売している製品はかなりたくさんありますからね。
実際のバッテリー容量なども信用できるのか不明なところです。

こういったトラブルが起きた際の対応などでメーカーの安全性や評判は別れると思います。