日本だと多くの人がiPhoneを使用しているので、Apple IDを使用しているユーザーは結構な数がいると思います。
Apple IDを取得しないとAppストアでアプリもダウンロードできないし、iCloudのクラウドストレージも利用できません。
最早なにもできないと言っても過言ではありません。
それはどうでもいいのですが、一点気になることがあります。
Apple IDの登録の際に姓名を入力する項目があるのですが、そこって本名じゃないとだめなのかって話です。
できれば本名使いたくないんだよねって人もいますよね。
Apple IDは本名だけ?偽名でもOK?
Apple IDは本名のみでしか登録できないのでしょうか。
これは意外と知らない人が多いと思いますが、実を言うと本名以外で余裕で登録できます。
律儀な性格が出ているのかわかりませんが、ほとんどの人が本名で登録していると思います。
でもそんなのわからないですよね。
実際にぼくも本名で登録していますが、近々使用しているアドレスが使えなくなるので、これを機に本名以外の偽名で登録しようと思います。
もちろん全く不都合がないわけではありませんが、クレジットカードなどはApple IDが偽名であってもクレカ名義を本名で登録することは問題なく出来ます。
ぼくはアドレスが不要になるので登録し直すわけですが、他の人もわざわざApple IDを新規に取得する必要があるのでしょうか?
それだとちょっとめんどくさいですよね。
大丈夫です。
一度作成しているApple IDであっても名前の変更が可能です。
Apple IDの名義変更の方法
今使用しているApple IDにしても登録している名前を変更することが出来ます。
「設定」→「Apple ID」→「名前、電話番号、メール」→「名前」→「姓名」
この手順で別の名前に書き換えできます。
偽名やニックネームで登録したい人は是非お試し下さい。
ていうか生年月日まで変更できちゃうんですね。
他のサイトやサービスだと生年月日は変更できないことが多いのにすごいw
注意点
注意点といえばクレジットカードくらいだと思うんですが、それに関しては先程も問題なく別名義で登録ができると説明しました。
となれば他に注意することなんてあるのだろうか。
考えられるのは2つあります。
ひとつは故障などによりAppleのサポートが必要になる場合です。
Appleストアで修理するにしても、配送修理にしてもApple IDの名義で受付されます。
めちゃくちゃ変なニックネームとかにしていると、集荷に来た配送業者さんやAppleストアのスタッフさんに笑われてしまうかもしれません。
もうひとつはほとんどの人が遭遇するわけではないと思いますが、Apple IDやパスワードなどがわからなくなったときです。
IDやパスワードがわからなくなったときには、サポートセンターの人に秘密の質問や名義、誕生日などを聞かれます。
あまり自分に馴染みがない名前で適当に決めてしまうと、いざというときに思い出せないかもしれません。
覚えやすい名前やニックネームを使用するか、使用している偽名をなにかにメモしておくのをおすすめします。
本名のリスク
最近は誰でもインターネットで氏名を検索ができるので、個人的には会社や職場の名前も別の名義を名乗りたいくらいです。
結局名前なんて、その人と他人を区別できたらそれ以上の意味ってないと思うので……ねぇ。
だからスーパーなんかでフルネームで名前が印字されるのはちょっと怖いなと感じています。
誰がレジ担当だったかなんて番号でも記号でも何でも良くて、会社側が把握してるだけで十分じゃないですか?
そんな事情もあって、iPhoneの設定を開いた瞬間に、自分のフルネームがでかでかと表示されるのはあまり好ましくないです。
共感してくれる人は一定数いると思います。
ただ以前は表示される位置が今と違ったので、少し下にスクロールしないと名前が表示されることはありませんでした。
そっちで良かったのに……なんで一番上に変えてしまったんだ。
これを打開する方法はApple IDへの登録を別名義で行えばいいわけですよね。
まとめ
意外と知られていないApple IDの登録名義。
みなさんは知っていましたか?
スマートフォンやアプリってきちんと説明書を読んだわけではないので、結構自分の判断でやっていることが数多くあると思います。
そういった部分を調べていくのは楽しいですよね。
自分が知らないだけで「こんな使い方があったのか」って思うことは意外とあったりします。
あなたが知らないiPhoneの使い方をどんどん知って便利に活用していきましょう。