iPhoneのカメラで撮影しようとしたときにシャッター音が消せたらいいのに、と感じたことがある人は少なくないと思います。
別に盗撮がしたいとかそういう違法性のある撮影がしたいわけではなくて、シーンとしているところで「カシャッ」なんて大きな音を出してたらすごく注目されちゃうから、シャッター音が消せるなら消したいと誰もが願ったはずです。

しかし残念ながらマナーモードにしてもシャッター音はなってしまいます。
これはやはり盗撮防止の観点から、音が出る仕様になっているようですね。

でもなんとかしてカメラのシャッター音を消したい!
そう思いませんか?
ちゃんと消せる方法はあるにはあるんですが……。
ついでにスクショの音の消し方も一応紹介しておきます。

iPhoneでスクショを撮る時のシャッター音の消し方

これはもう知っている人も多いと思いますが、スクショ(スクリーンショット)を撮る時のシャッター音はマナーモード(もしくはボリューム下を押し続けて消音)にするだけで消音になります。
もともとはマナーモードにしていてもスクショの音は鳴っていたんですが、iOS10.2から無音にできるようになりました。
ほんとにありがたい。
むしろなぜ今までそうしなかったと言いたいところです。

余談ですがiOS10にメジャーアップデートできるようになったときに、iOS10でAssistiveTouchを使用する方法で、カメラとスクショのシャッター音を無音にできるバグが発生しました。
このバグはiOS10.1で対策されています。
うーん、残念。

でもそれが転機になったのか、その次のマイナーアップデートでスクショだけでも無音にできるのは嬉しいですよね。
当時は電車やカフェなどでスクショ撮影するだけで、周りにすごい見られてましたから。

あと当たり前ですが、カメラが起動している状態ではマナーモードにしていようが問答無用でシャッター音が鳴り響きます。

iPhoneのカメラのシャッター音

続いてiPhoneのカメラのシャッター音を消す方法ですが、実は現状標準カメラの撮影時に消音化する方法はありません。
強いてあげるならLive Photoで撮影するとまだ音が小さくなるという程度でしょうか。

期待していた方は本当にすみません。

やはり盗撮防止のためにiPhoneの標準カメラは音が鳴るようにしてあるんです。

実は音を消して撮影する方法がある


といいつつも本当は消音で撮影する方法があります。
それが「無音のカメラアプリを利用して写真を撮る」です。

ただカメラアプリの中には無音だと言いつつ音が鳴ってしまったり、上向きに撮影すると音が鳴ってしまうというカメラアプリもあります。
(上向きに撮影すると音が鳴る仕様は完全に盗撮防止のためですね。もちろん盗撮はだめですよ)
それらの心配がないおすすめのアプリがこちらです。

こちらを使用すれば、マナーモードにするだけで音なしで写真の撮影ができます。
マナーモードにしなければシャッター音はなりますのでご注意ください。
それ以外のオススメポイントを列挙しておきます。

  • LivePhotoの撮影が可能
  • JPEG、HEICのフォーマットが選べる
  • 連射にも対応
  • ムービーの撮影も可能
  • インカメラの鏡像
  • 標準カメラと同じ感覚で使える

などなどですね。
結構細かい設定ができるのもありがたいです。
逆に良くないのはやはり広告ですが、「あと何回撮影すると広告が流れますよ」というのも事前に教えてくれるので優しさを感じます。
またこの広告は有料課金(600円)を支払うと表示されなくなります。
高画質や4K動画撮影などのフル機能を使用するにも無課金だと制限されているので、広告が煩わしかったり、フル機能で使用されたい人は課金してしまいましょう。

でもやっぱり標準のカメラで使いたいという人もいるかもしれませんね。

実は他にもシャッター音を消す方法というか手段がある

唯一iPhoneの通常のカメラを合法的に消音で撮影する方法があります。
それが海外製のiPhoneを使用するというものです。

というのもiPhoneのシャッター音が必ず鳴るのは日本と韓国のiPhoneだけなんです。
ですので日本のモデルではなく、海外モデルのiPhoneを使用することで標準カメラでも消音化できます。

海外製かどうかはモデルの末尾を見ればわかるんですが、フリマサイトやネットオークションなどでたまに出回っているのでそこで購入してもいいですし、直接海外から購入も可能です。
(〇〇J/A)←このJの部分で国が識別でき、Jの場合は日本となります。
ちなみに他の国の識別はこんな感じになっています。

  • ZP(香港、マカオ)
  • KH(韓国)
  • ZA(シンガポール、マレーシア)
  • TA(台湾)
  • LL(アメリカ)
  • B(イギリス)
  • NF(フランス、ベルギー)
  • Y(スペイン)
  • T(イタリア)

これ以外にも各国ありますが、内容とは関係ないのでこの辺にしておきます。

まとめ

海外モデルのiPhoneはほぼSIMフリーなのでだいたいのキャリアで利用できるのですが、SIMフリーでもauのみ使用できないモデルが存在するのでその場合は購入前に確認しましょう。
個人的には広告が出なかったとしても、やはり標準のカメラで消音化したいという気持ちがあるので海外モデルのiPhoneはおすすめです。

もちろんアプリでもシャッター音は消せるので、たまに音消せたらいいという人はカメラアプリで代用しましょう。

もう一つ注意点があって、海外モデルが故障した際に修理交換になった際は、日本モデルになってしまします。
厳密には修理した国のiPhoneになるので、故障したiPhoneを海外のAppleストアで修理交換すると海外モデルのiPhoneになります。