日本国内で携帯電話を契約するならドコモ、au、SoftBankのどれかという人は少なくありません。
知名度もありますし、サービスや通信の質などもあるでしょう。

基本的にこの大手3社しか選択肢がない時代がスマートフォン時代に移っても続いていました。
そして誰もが思っていたはずです。

「毎月の携帯電話料金高くない?」

当たり前にこの料金を請求されているとあまり気付かないかもしれませんが、毎月1万円近く携帯電話料金にお金払うって正直異常ですよね。

MNO3社の携帯料金やプランの現状

あまり言いたくはありませんがNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクはともに安定しており、モバイル通信料収入は大きいです。
この3キャリアはだいたい同じようなプランで、同じような金額が用意されています。

もうすき家と松屋と吉野家みたいな感じですね。
(牛丼ファンの方いたらすみません)

ちなみにMNOとはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのように携帯電話などで使っている通信回線網を自前で持っていて運用している通信サービスを提供している移動体通信事業者のことです。
大手3キャリアとかdocomo、au、SoftBankと記載するのが面倒なので、以下はMNOと書かせてもらいます。

さてMNOの通信料金の話をすると鋭い人は「端末の割引分が入っているから仕方ないんじゃないの?」と思うかもしれませんね。
実際にその恩恵はあると思います。

思いますが、デメリットの方が大きいと私は思います。
とくに大きいのがキャリアに縛られることですね。
2年契約なんてしちゃうと途中で解約なり他社に移ったりすると違約金を請求されてしまいます。
最近は端末価格があがったので4年分割とかありますね。笑

故障やバグなどなにかしらの理由で、短期間に機種変更をすれば割引が上書きされて割引額が減少します。
機種にもよりますが、この場合は月々の携帯料金が余裕で1万円超えてきます。

他にも端末とセット販売を前提にした料金設定になっており政府からも「この仕組みのせいで携帯料金がわかりにくいじゃん。だから通信料が高いまま維持されてるの気付きにくいでしょ?」と指摘されている。
だってまだ携帯電話使えるのに、最新機種を使いたいわけでもないのに端末の分割金を払い終えると割引なくなっちゃうってどんなサービスですか。
一括支払いで端末を購入すればよくわかりますが、月々の携帯電話料金が4000円(プランによります)とかになります。
それで2年経って新機種を買わなければ割引がなくなり6000円以上になります。

なんでやねん。
おっと、1人でヒートアップしてしまいました。

海外の携帯料金はどのくらい?

日本の携帯電話料金は高い高いと言われていますが、実際に日本国外の携帯電話料金がどのくらいなのか知っていますか?
親切なことに日本政府が日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、韓国の主要都市で最もユーザーシェアの高い業者の料金比較をしてくれています。

おっと、まさかの日本よりもアメリカの携帯料金の方が若干高いですね。
欧州は基本的に安く、フランスとイギリスは魅力的な安さですね。
でもこれはデータ容量が2GBのプランなんです。

利用者が多いのは5GBのプランなので、そちらのプランを見るべきです。

余裕でアメリカを追い越しました!日本一強!笑
欧州国家に関しては変わっていないので、そもそも2GBプランがない可能性もありますが、それでもこの安さは羨ましいですよね。
正直このグラフを見ると本当に高すぎると言わざるを得ません。
最安値のフランスと比較すると6000円近く差額があります。

1回だけならいいですよ?(いや良くない)
でも毎月この金額を払っているってやばすぎるでしょ。
ただでさえ日本人の貧困層は増えているというのに……。

ちなみに20GBのプランでもこの中では日本が最高値を記録しています。

2019年に期待される携帯料金の値下げ


携帯料金は2019年いつどのくらい値下げされるのかが気になりますよね。
去年に菅官房長官が「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」との発言に対して、NTTドコモが値下げを発表しています。
値下げ時期は2019年春、値下げは2~4割とかなり大幅な値下げが考えられます。

2GBプランのように値下げが適応される条件やプランなどが用意されるわけではなく、今回は通常の携帯電話料金から純粋に値下げが行われることを願います。

ドコモ以外のau、SoftBankも引っ張られる形で値下げしていくでしょうね。
SoftBankは通信事業の人員を4割削減した上で値下げを行い、収益が下がらないようにするという株主へ向けたコメントを孫さんがしています。
またauも他社の携帯料金には必ず対抗する意思を示していますが、分離プラン(1GB、2GBなどのプラン)を既に提供しているとの発言もあるので、分離プランは値下げされない可能性もあります。

楽天の参入

消費者としてもう一つ嬉しいニュースが楽天のMNOへの参入ですね。
今まで楽天モバイルはドコモ、auから通信回線ネットワークを借りてMVNOの提供のみを行っていましたが、楽天自身が基地局を設置しMNOの4社目となります。

楽天が参入することで携帯電話料金の価格競争はさらに激化すると考えられ、そうなるとユーザーにもっと還元されるはずです。

今の段階で楽天はMNOとMVNOどちらも運営すると話しているのでMVNOユーザーも安心です。
ただ心配なのは今から参入して他の3社ほどのネットワーク品質を提供できるのかというのはあります。
それを理由に挑戦しないのではなく、そこに切り込んでいってほしいですし、頑張ってもらいたいですね。

格安SIM(MVNO)はどうなるの?

逆にそうなると心配なのは格安SIMなどのMVNO会社はどうなるのでしょうか。
※MVNOとは自社で通信回線網を持っておらず、他社から借りてサービスを提供している通信事業者のことです。

既に発表がされているのはY!mobileで、MNO同様に値下げを行うというのでかなり驚きました。
MVNOのUQモバイルもKDDIの傘下なので同じく値下げされると予想されますが、他のMVNO会社に関しては正直どうなるのかわかりません。

MNOから通信回線網を借りている接続料として、多くの金額を支払っているのが実情なので、ここの接続料が同様に引き下げられるのであれば格安SIMはさらに格安になると思うのですが……。

まとめ

早くて2019年の春に携帯電話料金の値下げが実施されるわけですが、やはりauとSoftBankはドコモがどれくらい料金を減額するかに合わせてくるでしょうね。
逆に考えると、実際に4割も値下げができるっていうのは、今まで大きく利益が出ていた証明になるので少し怒りたくもなります。
どんなけ儲けてんだって感じですよね。
独占禁止法や景表法にも違反しているのではないかという声もありました。

まぁ今更言っても仕方ありません。
それでもようやく値下げされるというのは本当にありがたいので、どんどん値下げ競争してほしいです。