みなさんは普段からSiriを使っていますか?
音声である程度操作できるというのは一見めんどくさいようで、実は使い方によってはとても便利になります。
え?全然役に立たなくて使えない?
それはもしかしたら使いどころが悪いのかもしれません。
確かに生活がめちゃくちゃ変化するというほどではないかもしれませんが、ちょっとしたところで活用できると意外と便利だなと感じてもらえるはずです。
どういったシーンで使えるのかというと、基本的になにかをやりながらiPhoneを操作したいときや両手がふさがっていたり、汚れていたりするときです。
そういったときに音声コントロールが重宝します。
わかりきった内容もあるかもしれませんが、便利な活用法を具体的に紹介していきます。
役立つSiriの便利な活用法
応答
寝ている間にiPhoneがどこかにいってしまったり、どこに置いたかわからなくなったときにSiriを呼ぶと返事をしてくれます。
服や布団の下になっていたり、別の場所においてあるときでもすぐにわかります。
電話をかける
「Siriを使えば音声操作で電話をかけることもできるんです」ってそりゃそうだ。
こういった利用シーンはやはり手がふさがっている状態になります。
その際に「スピーカーホンで○○に電話」とすれば、スピーカーがオンになった状態で相手に電話をかけてくれます。
天気や気温
朝、天気や気温を調べるのってちょっとめんどくさいですよね。
というわけでぼくは朝の準備をしている最中によく話しかけます。
両手で別のことをしていても、口は使えるのでiPhoneは操作できるわけです。
タイマー
料理をするときやカップラーメンにお湯を入れたときなどSiriでタイマーを設定すればとても助かります。
普段からあまりSiriを使わない人でも、この使い方をしている人は結構多いのではないでしょうか。
アラーム
就寝前にアラームをセットし忘れたり、普段とは違うルーチンになったときにSiriにお願いするとアラームの設定や設定の解除が可能です。
そしてもう一つ便利な使い方が二度寝のときですね。
「Hey Siri 10分後に起こして」と言うだけで10分後にアラームをかけてくれます。
「あと10分だけ……」みたいですね。
そのうち決められたキーワードに対しては、今すぐ起きろと言わんばかりのアラーム音を鳴らすなんて機能も追加されるかもしれません(笑)
録音
言質として音声を残しておきたいときに録音機能はかなり使えますよね。
言った言ってないで揉めるのもかなり不毛ですし。
それがポケットに入れいている状態からでも録音が開始できます。
素晴らしい。
メモ
これも便利ですよね。
「メモとは人体に接続できる外付けドライブストレージである」
でも文字を書いたり、入力したりしてメモに残すのって結構めんどくさいんですよね。
かといって、ボイスレコーダーや録音のように音声として残すと確認する際に手間になる。
そこでSiriにメモしてもらうと、早いし文字として残してくれます。
このように「〇〇 メモ」でメモしてくます。
他には「メモ」だけ言うと内容をどうするか聞いてくるので、そこでメモしたい内容を伝えましょう。
余談ですが「Google keepにメモ」では対応してくれませんでした。
リマインダー
リマインダーもメモに近い使い方ができます。
通知機能付きのメモって感じですね。
思いついたときにすぐにSiriでメモできるのは本当に便利です。
こちらも「いついつにリマインダー」というと、内容を聞かれるのでそのあとに内容を伝える方が個人的に使いやすいかなと思います。
文字入力
文章を入力するときになにが一番早いかというと音声入力だと私は思います。
ある程度パソコンのキーボードでも速くはタイピングできるのですが、やはり音声の入力には劣ります。
iPhoneのフリック入力だともう雲泥の差ですね。
メッセージアプリ上のやり取りなんかでも、マイクボタンを押すことで音声入力が可能なわけですが、音声を文字に自動変換しているので通話に近い感覚で会話(?)ができます。
ちなみに記事などの執筆作業も音声入力でやってしまう人もいます。
ぼくには難しくてできないのですが、音声の文字起こしをしたい場合であれば、思考しなくていいのでおすすめです。
音声認識の精度もかなり高いですからね。
行先案内
現在地から行きたい場所への最短ルートを調べてくれます。
ただし、地図アプリはGoogle Mapではないので好き嫌いがあるかもしれません。
エリア情報
病院や飲食店、最寄り駅などなど聞くだけで各施設やお店の検索をしてくれます。
ここはどこ?と聞いても教えてくれます。
そこまで評価は気にせず、近めならどこでもいいとかで調べるときには結構役立ちます。
計算
何か別の作業をしているときに、桁数の多い掛け算や消費税の計算などをSiriに聞くと即座に教えてくれます。
この使い方も地味に便利ですね。
iPhone触りながらだと、ぶっちゃけ計算アプリや検索窓に打ち込んだ方が早いかもしれませんけど……。
曲名を教えてくれる
昔アプリでiPhoneのマイクに曲を流すと曲名を教えてくれる「Shazam」というアプリがありましたよね。
今でも一応いれていますが、Siriがあればもうスマホを操作することなく曲名を教えてくれます。
ランダム出力
これはランダムな数字を出力してほしいときやどちらか決めれないときに役立つ機能です。
例えば2つのメニューで迷っていて、コインの表と裏で決めるときに「コイントス」といえばコインの裏か表のどちらかが出力されます。
あまり役立たないかもしれませんが、他にもランダム出力はあるので用途ごとに使い分けてみてください。
- コイントス
- カード
- 乱数
- サイコロ
- おみくじ
まとめ
現時点でもかなり便利になっているSiriですが、今後もできることはどんどん増えてくると思います。
そしてApple Watchやマイク付きのイヤホンなどと併せて使用することで、そこまで大きな声で話しかける必要もなくなります。
要は使い方次第なので「外でSiriを利用するのはちょっと……」という人でも全然使えると思います。
いやー、音声でいろいろと身の回りの雑務をサポートしてもらうのは近未来感ありますよね。
是非どんどん活用しましょう。