iPhoneの純正イヤホンは意外と音が良く、購入時に一緒に付属していることからも使用している人も多いのではないでしょうか。
数千円くらいのイヤホンと比較しても、断然良い音がしますからね。
その純正のイヤホンにコントローラーが付いているのは知っていますよね?
見た通り、ボリュームのプラスとマイナスのコントロールです。
でも実はもっと多彩なことができるんです。
Siriを起動させたり、曲を飛ばしたり戻したり、早送りだってできちゃいます。
今回はその操作方法を知ってもらって、純正イヤホンをもっと便利に活用していただけたらなと思います。
iPhoneの純正イヤホンの操作方法12個
最初に説明しておきますが、iPhoneに付属のイヤホンには3つのボタンがあります。
下の画像の赤枠がそれぞれプラスとマイナスのボタンで、真ん中がセンターボタンになります。
その3つのボタンを使ってこんな操作が可能です。
音楽関連
- ボリュームを上げる(+ボタン)
- ボリュームを下げる(-ボタン)
- 再生・一時停止(センターボタンを1回タップ)
- 次の曲へスキップ(センターボタンを2回タップ)
- 前の曲へスキップ(センターボタンを3回タップ)
- 早送り(センターボタンを2回タップして、2回目を長押し)
- 巻き戻し(センターボタンを3回タップして、3回目を長押し)
通話関連
- 着信応答(着信時にセンターボタンを1回タップ)
- 通話終了(通話中にセンターボタンを1回タップ)
- 保留(通話中にセンターボタンを1回長押し)
- 着信拒否(着信時にセンターボタンを1回長押し)
その他
- Siriの起動(センターボタンを長押し)
こんなにもたくさんの機能が割り当てられているなんて驚きですよね。
家事や外出中など何か作業をしている時なら、イヤホンのコントローラーだけで操作できるのはかなり助かります。
これは昔のイヤホンジャックに挿すタイプもLightningコネクタに挿すタイプも同じです。
さらにこれだけではありません。
カメラのシャッターにもなる
ボリュームの+と-はどちらもカメラ起動時にはシャッターボタンになります。
カメラのシャッターって本体の画面をタップするのは結構撮影しにくいんですよね。
またこれはイヤホンでなくても、端末側のボリュームキーでもシャッターを切れるので、そちらも一緒に活用してもらいたいです。
Siriが使えるということは何でもできる(できることだけ)
センターボタンの長押しでSiriが起動するので、Siriでできることは結局何でもできてしまいます。
特定の人に電話をかけたり、メモを残したり、録音したり、タイマーをセットしたりとても便利なんですよね。
音声文字入力だってできてしまいます。
イヤホンのコントローラーはマイクも内蔵されているので、小声でも割と聞き取ってくれるのでiPhone本体に話しかけるよりもかなり使いやすいはずです。
問題点もある
こんな便利なイヤホンですがちょっとした問題点もあります。
問題なく使用できていればそれでいいのですが、誤作動を起こしてしまうパターンですね。
そうなると意図せずSiriが起動したり、勝手に音楽が停止してしまうというおかしな挙動をしてしまいます。
原因は端末側かイヤホン側のジャック端子の劣化によるものだと考えられます。
解決方法は一度イヤホンを抜いて、イヤホンジャック部分を掃除するくらいしかありません。
物理的な故障だと考えられるので、リセットなども意味がないと思います。
仮にこうなってしまうと、イヤホンとして使いたくてもかなりのストレスになるので、別のものを用意する必要があります。
非常に便利なイヤホンですが、不具合があると思わぬ欠点になってしまいますね。
まとめ
トラブルには弱い純正のイヤホンですが、きちんと使えている間は本当に便利です。
わざわざ曲をスキップするのに端末の操作をしなくていいですからね。
文章で読んだだけではそこまでありがたみはないかもしれませんが、実際に使ってみるとかなり便利になると思うのでぜひ活用してください。
曲のスキップは絶対マストですし、個人的にはSiriが使えるのがめちゃくちゃ便利なんです。
ただし音漏れするのがちょっと……という人もいるかもしれませんね。
iPhoneの純正イヤホンってめちゃくちゃ音漏れしやすいんですよ。
それがなかったら最高なのになー。
これはAirPodsにしても同じです。