何度か書いていますが、ぼくはiPhoneSEを使用しています。
サイズやデザインは最高に気に入っているのですが、どうしても使いづらいと感じることがあります。
それが入力した文字を修正する際に虫眼鏡で入力箇所を移動するやつです。
あれだけは本当に許せない……。
本当はTouch ID(指紋認証)も第二世代にしてほしいんだけど……それはまぁいいや。
iPhone6以前(SE含む)のカーソル移動
先程も触れましたが、虫眼鏡でカーソル移動って知らない知らない人からすると知らないので画像を貼っておきます。
これだよ、これーーー!!!
例えば「iPhoneSEXってまじクールで最高だよね」という文章を入力していたとしましょう。
しかしこの文章にはあきらかな欠陥があります。
そうSEの後ろに余計な文字がありますね。
iPhoneXとかXSとかあるから間違えたのかな。
というわけで「X」を消したいのですが、入力部分を長押ししてXの後ろにカーソルを持っていき、バックスペースを押す必要があります。
「いやいや、めんどっ!!!」
こんなカーソル移動使いにくすぎる!
Androidは「←」「→」のキーがあり、入力位置を動かすことができるので及第点といったところでしょうか。
3D Touchで誕生したカーソル移動
iPhone6s以降(SE、XRは除く)のシリーズには3D Touchが搭載されていません。
ぼくは過去にiPhone6sにしたことがありまして、そのときに3D Touchに感動したのを覚えています。
と言ってもガッツリ使ったわけではなく、このトラックパッド式のカーソル移動とリンク先のページを見る(リンク先とかメール、LINEとかの内容ポップアップ表示するやつ)くらいしか利便性を感じませんでした。
その中でもこのカーソル移動は本当に便利で、よくSafariでURLをいじったり、誤字脱字をよくしてしまう人は共感してくれると信じています。
しかしサイズが合わずiPhoneSEが出てからしばらく考えてiPhoneSEにしました。
確かiPhone7も出ていた時期なので、この決断はなかなかに迷いました。
熟考した挙句、SEの後継機も出ないので機種変更しましたね。
そしてやはり3D Touchがないの辛かったです。
むしろ6s以降の3D Touchがあるシリーズを使っていなければこんな思いもせずに済んだわけですが……。
iOS12からカーソル移動に対応
新型iPhoneに合わせて毎年9月にiOSのメジャーアップデートがあるんですが、今回のiOS12よりなんと疑似的に3D Touchのトラックパッドを再現しているではありませんか。
ということは今までトラックパッドが使用できなかったiPhone5s、SE、6でもトラックパッドが使用できます。
使い方はスペースを長押しするとキーボード部分がトラックパッドになり、文字入力欄にカーソルが出現します。
たまらん!!!
疑似的に行っているので押す時間が加わり、押し込むだけの3D Touchに比べると数秒時間がかかりますが全然OK。
あと再度力を加えることにより単語、文章、段落と選択できる機能には非対応という悲しいお知らせ。
でもまぁ、良しとしましょう。
なぜ今更?
どうして今更こんなことをしたのだろうかと考えると理由はiPhoneXRにあったんですね。
さっき書いていて思いましたがiPhoneXRには3D Touchが搭載されていません。
理由はわかりませんがiPhoneXRが廉価版だからコスト削減が濃厚じゃないでしょうか。
ちなみにiPhoneXRにはショートカットやプレビュー機能も追加されており、「Haptic Touch」という名称が付けられています。
まとめ
疑似的にトラックパッドを使用するので3D Touchそのままというわけではありませんが、これで随分と位置を指定して修正ができるようになったと思います。
本音を言うとiPhoneSEの後継機を出してほしいですけど、出る予定はなさそうですね。
あとiPhone5、5cはiOS10.3.3までとなっており、iOS11の時点でサポートから外されているため今回のカーソル移動は使用できません。
それ以前の機種も同様です。
そのうちiPhoneSEもサポートから外されそうですね……。