回線工事などが不要で部屋に置くだけのWi-Fiルーターというのは、インターネットの設定などが煩わしい、面倒と感じる人には手が出しやすい商品ではないでしょうか。
とくにここ何年かで、携帯電話のデータ通信量に制限がかかるようになってしまったため、家にWi-FI環境がない状況はスマホユーザーにとっても死活問題です。

もう今の時代Wi-Fiがない家の方が少ないのではないでしょうか。
しかしスマートフォンを使用しているけどパソコンは使ったことがない人だと、インターネットを契約するのってなかなか踏み出しにくいんですよね。

モデムとか無線ルーターとかいまいちわからないし、回線の工事もめんどくさいし速さもそこまで求めていないって人はやっぱり簡単に設置できるお手軽さが最重要事項になります。

そこで「SoftBank Airがあるじゃん」となった人は少なくないと思います。
ただぼくの友達も使っていましたが、正直「契約するならどこがいい?」と聞かれたら絶対にSoftBank Airはおすすめしません。

理由はいろいろとあるのですが、そもそもとして速度が出ないことです。
「そんな速くなくてもいいよ」とかいうレベルではなく、使っていて支障をきたすレベルです。

SoftBank Airは速度が遅く、ネットに繋がらないことも!

まずSoftBank Airは速度が遅いです。
カタログスペックでもそれは他社の製品と比べるとそれは一目瞭然です。

  • Airターミナル 下り最大110Mbps
  • Airターミナル2 下り最大261Mbps
  • Airターミナル3 下り最大350Mbps(対応地域のみ)

同じホームルーターとして使用できるもので比較するとこのくらい違いがあります。

  • Speed Wi-Fi NEXT W05 下り最大758Mbps(対応地域のみ)
  • Speed Wi-Fi NEXT WX05 下り最大440Mbps(対応地域のみ)
  • WiMAX HOME01 下り最大440Mbps(対応地域のみ)
  • WiMAX HOME01 下り最大440Mbps(対応地域のみ)

一応カタログスペックなので、実測だともっともっと低い数値になるのは当然ですが、そもそもの公表速度で差がある分、他社のルーターと比較して遅いのは明白なわけです。
別にWiMAXを推しているわけではありませんが、過去にお世話になったときはとく遅いとも感じなかったので、好意的には見ています。
逆に友達の家のSoftBank Airでインターネットに接続すると、結構遅かったんですよね。

このへんはどこの地域に住んでいるかでも体感速度は変わるのでなんとも言えないところです。
しかしなによりひどいのが時間帯による制限です。

制限ないんじゃないの?

Wi-FIルーターには月のデータ容量に制限をかけていることが多く、手軽に導入できるものの使いにくさを感じます。
これはWiMAX系でも3日で10GBまでという制限を設けています(月間では無制限)。

一方でSoftBank Airの場合はデータ容量の制限がなく、ネットし放題を売りにしています。

公式のページのスクリーンショットです。
ピカチュウ可愛いですね。
じゃなくて、データ容量無制限とはっきりと書いてあります。


しかし米印がついていますね。
注釈にどういった文章が載っているのか引用してみましょう。

ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

これはぼく自身も体験したのでわかりますが夜は本当に遅い。

なぜSoftBankは夜間に制限をかけるのでしょうか。
それはその時間帯にネットに接続するユーザーが多いため、データ通信の総量がかなり増えてしまいます。
さらにSoftBank Airは携帯電話の回線と共有しているので、4Gであっても遅くなってしまうのです。

ですのであまり大手の通信会社ではないのですが、エリア内にSoftBankのユーザーが多いと回線速度は遅くなりがちです。
そこでスマートフォンを優先するためにSoftBankはSoftBank Airに制限をかけ、そのおかげで夜間はスマホよりもWi-Fiが遅いという意味不明な現象になるわけです。

これは結構どうしようもないんですけど、ネットが遅かったり、繋がらないときに少しでもましにする方法はないのでしょうか。

少しでも速くするには?

設置位置の変更

SoftBank Airだけに限らずWi-Fiルーター全般に言えますが、電波は外からキャッチしているので外に近い方が電波を拾いやすいです。

また建造物に囲まれていることにより、電波を受信しにくくなるので望ましい設置場所は窓際です。

窓際に追いやってしまいましょう。
といってもどこの窓際がいいのかわからないですよね。

そこで電波の受信レベルを確認しましょう。
【本体からの確認方法】

  • Airターミナル1 本体のLEVELボタンを2秒間長押し
  • Airターミナル2/3 本体側面のLEVELボタンを押す

【セットアップメニューからの確認方法】

2G(2Ghz)と5G(5Ghz)を切り替える

2Gと5GはWi-Fiで使用している電波で、異なる周波数帯を用いています。

だいたい接続するSSIDの末尾に「2G」「5G」と表記されています。

建物や環境にもよるのですが、基本的に2Gは電子レンジや無線機器、Bluetooth機器など使用している機器が多いので混線しやすいです。
ですので「2G」で遅いと感じるようであれば「5G」の方を使うと改善するかもしれません。

逆に「5G」で遅い場合には、周辺の機器が「5G」ばかりで利用されている可能性があるので、「2G」にすると安定するかもしれません。

「2G」と「5G」に関してはこちらに詳しく書いています。
Wi-Fiルーターの2Gと5Gの違い

「2G」のWi-Fiを利用して速度が遅いと感じるときは、「5G」に切り替えることで速度が改善されることが多い傾向があります。

パラボラアンテナ

Wi-Fiの電波を効率よく集めるにはパラボラアンテナが結構効果的です。
パラボラアンテナなんてない!って人がほとんどだと思うので自作しましょう。
こういったボウルでSoftBank Airを囲ってあげるだけで、受信感度がよくなります。

当たり前ですが、上から被せるのではなくこんな感じになるように設置しましょう。

まとめ

SoftBank airはそもそもが遅いのに加えて、混雑する時間には制限がかかってしまうのでネットに繋がらなかったり、回線速度が遅いのはある程度仕方のないことなんです。
そもそも制限がかかっているので少々改善することはあっても、快適に使えるかと言われると正直微妙かもしれません。

それ以外にもおすすめしない理由は最低でも4年間使用しないと違約金なり手数料なりが発生するためです。
詳細はこちらの記事にて書いています。
SoftBank Airの解約料金(違約金)が高い!払いたくないなら無料にする方法がある!